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明日公開！　「世界で唯一走れるピンヒール」と称されるシューズを作り出す、デザイナーの素顔に迫った映画『マノロ・ブラニクトカゲに靴を作った少年』

2017年12月22日更新

毎週金曜日は、最新のカルチャートピックスやトレンドニュースをお届け！　今日は、女性なら「一度は履いてみたい♥」と憧れる、シューズブランド「マノロ・ブラニク」のファッションドキュメンタリーのご紹介です♪

世界中の女性が夢中になる“魔法の靴”を手がけるマノロ・ブラニク氏。彼のチャーミングな素顔と華麗なる手仕事に迫る！

1970年代初期、イギリス・ロンドンにショップをオープンさせて以来、シューズブランド「マノロ・ブラニク」の構築的で美しいハイヒールは、多くのセレブやファッショニスタから熱狂的に支持されてきました。一般的には、映画化もされた大人気ドラマシリーズ『セックス・アンド・ザ・シティ』の主人公キャリーが“愛してやまない靴”と紹介し、爆発的なブームに。また、2006年にはソフィア・コッポラが監督した映画『マリー・アントワネット』に全面協力し、第79回アカデミー賞®にて衣装デザインのミレーナ・カノネロにオスカーをもたらしました。そして、これまでの功績を讃えられ、2007年に大英帝国勲章名誉コマンダーを受賞。ハイヒールを“芸術作品”として飾っておくことに喜びを見い出したり、死後に一緒に埋葬されるように手配する女性が現れるなど、マノロ・ブラニク氏の手がけるシューズは誰もが虜になる、まさに“魔法の靴”なのです。

本作のタイトルになっている“トカゲに靴を作った少年”とは、生まれ故郷のスペイン・カナリア諸島の庭園を駆け回り、チョコレートの包み紙でトカゲのために靴を作ることに熱中していた少年時代からつけられています。自然と植物を愛でる眼差しが、マノロ・ブラニク氏の原点となっているのです。女性なら誰もが憧れる“魔法の靴”が生み出されるブランドの工房をはじめ、故郷カナリア諸島の私邸やイギリス・バースの閑静な自宅、そして、そこに保存されている30,000点に及ぶアーカイブにまでカメラは切り込み、マノロ・ブラニク氏の魅力の全貌に迫ります。

新しいシューズの着想を得たら、まずデザイン画を描き、それを元にマノロ氏が自ら試作品を作ります。ブランドデビュー当時から、そのやり方は変わりません

マノロ・ブラニク氏の作り出すパーフェクトシューズは数多くのセレブ、ファッショニスタを虜にしてきました。歌姫リアーナもその1人で、2017年にコラボを実現

＜作品紹介＞
映画『マノロ・ブラニクトカゲに靴を作った少年』
12月23日（土・祝）新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマほか
全国ロードショー！

【STORY】世界でもっとも偉大なシューズデザイナーとして知られるマノロ・ブラニク。自然豊かなスペインの孤島でトカゲに靴を作って遊んでいた少年は、やがてモードの世界へ強い憧れを抱くようになる。独学で靴作りを学び、パリからロンドンへと渡った1971年、シューズブランド「マノロ・ブラニク」の初コレクションを披露するチャンスがやってくる。ところが靴のヒールに銅板を入れ忘れたことで、モデルたちが満足にランウェイを歩くことができず、あわやキャリアの危機という事態に見舞われてしまう。しかし、運までをも引き寄せる強烈な個性と唯一無二の才能で、失敗をチャンスへと変換。以来、彼が生み出す靴たちは世界各国へと旅立っていくーー

監督・脚本：マイケル・ロバーツ／出演：マノロ・ブラニク、アナ・ウィンター、リアーナ、パロマ・ピカソ、シャーロット・オリンピア、イマン、アンジェリカ・ヒューストン、ジョン・ガリアーノ、ソフィア・コッポラ、ルパート・エヴェレット
2017年／イギリス／89分／原題：Manolo: The Boy Who Made Shoes for Lizards　　
配給：コムストック・グループ／配給協力：キノフィルムズ
（C）HEELS ON FIRE LTD 2017

♪映画『マノロ・ブラニクトカゲに靴を作った少年』に関する詳細は、下記をご覧ください
「マノロ・ブラニクトカゲに靴を作った少年」公式サイト
http://manolo-tokage.com