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「勇気をもらった!」「ステキが詰まってる!」とネットで話題! マンガ『着たい服がある』の作者・常喜寝太郎先生インタビュー

2018年8月2日更新

今日から毎週木曜は、Twitterにアップされて話題となった、マンガ『着たい服がある』の作者・常喜寝太郎先生のインタビューを4回にわたってお届けします! 『着たい服がある』は、8月30日(木)配信『週刊Dモーニング』で連載が決定。今回、インタビューとともに掲載するプロトタイプ版よりも、さらに作り込まれた内容になりますので、お楽しみに♪

マンガ『着たい服がある』は……
「憧れのロリータ服を着てみたいけど、なかなか勇気の出ない無口な小林さん。でも、人に何を言われても好きな服を着続ける同じバイト先の小澤くんを見て、自分も変わろう!と決意し、奮闘する」というストーリーです

 

常喜先生のTwitter(@TaketoraTsuneki)にアップされた
マンガ『着たい服がある』プロトタイプ版1話







 

ロリータ服はキラキラしててかわいいし、
細かいパーツも描いてて楽しいです!

――ロリータやケラ!系といった“ファッション”をメインにした作品を描こうと思ったのはなぜですか? 
一番の理由は服が好きだから、ですね。昔からファッションが好きで、高校生のときにめちゃくちゃハマって。それからずっと、今も変わらずに続いているのが服だけなので、題材にしやすかったです。

――まさか、男性が描いているとは思わなかったです……
よく言われます(笑)。Twitterとかじゃ、わからないですよね。

――ケラ!ファッション、特にロリータ服を描くときに大変だったことや苦労された点はありますか?
いえ、全然。とにかく描いてて楽しいです! ロリータ服ってキラキラしてて見てるだけでかわいいし、自分が女性だったら絶対に着てたと思います。というか、いつかは着てみたいとも思ってます。サイズ的に着られるのか?というのはありますが……(笑)。なので、作画の面では全く問題ないのですが、キャラの心情をセリフにするときに苦労することがありますね。ロリータ服を着てる人って、自分は好きな服を着てるだけなのに、世間の目が……みたいな悩みを持ってたりするじゃないですか。それでもロリータ服を着て外に出て行きたいと思うのは、好きっていう以外にどんな気持ちがあるんだろう?とか。そういうのは、やっぱり着ている人じゃないとわからない部分だから、その答えを自分なりに考えて、探して、言葉にするっていうのが結構大変だし、難しいなって感じて。

――細かいパーツの多いロリータ服を描くのは大変かと思っていましたが、むしろ「楽しい」と思われていたとは意外です!
ロリータ服を着てる人って、フリルとかレースのディテールひとつひとつがかわいいって言うじゃないですか。僕も服を買うときに同じ気持ちなんですよ。だから、そこはちゃんと描きたいなっていうのはあります。ロリータの人を街で見かけると、ネックレスとか指輪とかのアクセサリーに目がいっちゃって。でも、ジロジロ見ちゃいけないって思うからじっとは見られないんですけど(笑)。連載版では、そういう細かいパーツにもこだわって、ちゃんと描いていきたいです。僕、クロムハーツが好きで。前に18ページの読み切りでクロムハーツを題材にしたマンガを描いて、それでデビューしたんです。その話は、主人公とクロムハーツの財布を取り合うライバルがいて。そいつが指輪を20個もつけてるってキャラだったんです。その指輪を描いているときも楽しかったですねー。

――周りにロリータ服を着ている人はいますか?
大学のとき、同じ学部に1人いました。そのときは挨拶くらいしかしてなかったので、今回の『着たい服がある』をきっかけに話をしてみたくて、友だちに連絡先を聞いて取材させてもらいました。その子は離島に住んでたのですが、さすが地元ではロリータ服は着れず、本土(大阪とか兵庫)に出てきたときだけ着てたって話とかを聞きました。

――同じように出先で着替えたりしている子は、わりといると思います。
僕、「一度は着てみたい服ランキング」があったら、ロリータ服が1位になると思うんですよね。今、ハロウィンの時期になると、普段は普通のファッションの人がコスプレして盛り上がってるじゃないですか。あれって本当はこういうファッションがしてみたいっていうのの表れだと思ってて。でも、今は好きな服を好きに着れない時代というか……周りや皆と合わせる、協調性が大事って思われてて。ファストファッションも全然いいと思うんですけど、自分はこういう服が着たいんだって思うのは、僕はチャンスだと考えてて。今、周りの目を気にして皆と同じ服を選んじゃってる人は絶対いるはずだし、ハロウィンとかイベントのときくらいしか好きな服を着てないし、着れてないんじゃないかなって。例えば、ハロウィンが仮装ではなく、自分の一番着てみたい服を着るって日だったら、ロリータ服を選ぶ人は多い気がします。それは普段からロリータ服を着てる人にとってはコスプレになるかもしれませんが……。でも、Twitterのリプで、そういう人がすごく多いんです。

――先ほど、キャラの心情を言葉にするのが大変とおっしゃっていましたが、プロトタイプ版1話の「自分の着たい服を着る方が、1億倍気持ちいい」というセリフは、多くのおしゃれ好きの心を打ったと思います。
会話に出てくるセリフは、自分が思ったこと、感じたことを言葉にしてるだけっていうのが今は多いです。「1億倍気持ちいい」っていうのは、自分が服を買ったときに思ったことだったりします。僕が欲しい服ってわりと高くて……だから、月に1~2着くらいしか買えないんですよ。それを買ったときに「やったー! 超気持ちいぃ!!」ってなるので(笑)。あとは、友だちと服の話や相談を受けることがたまにあって、そのときに出てきた言葉を少し変えてセリフにしてたり。自分はこんなのが好きなんだけど、実際はどんな服が似合うと思う?とか、今はどんなのが流行ってるの?って話をしてるんですが、やっぱり人と話していると気づくことっていろいろありますからね。

(次回の常喜先生インタビューは8月9日(木)配信の予定です)


♪『着たい服がある』は8月30日(木)より、『週刊Dモーニング』にて連載が決定!
WEB版→http://d.morningmanga.jp
アプリ版→「App Store」「Google play」など、
     アプリストアにて検索してください
※サイトやアプリへの通信料のほか、購読料が別途かかります。
 詳しくはWEB版内の「ご利用ガイド」をご覧ください


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