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19歳の時から今のまま! 原宿に住む81歳のイラストレーター 田村セツコINTERVIEW(全10回)

2019年6月9日更新

原宿に住む、元祖ケラっこスタイル(!?)の田村セツコさん。実は昭和の頃に大ブームを起こしたイラストレーターで、81歳の今も引く手あまたの売れっ子。原宿には今から40年前、お店などほぼなかった頃からお住まいなのだそう。服装や髪型は19歳からのまま変わらないそうで、お仕事で描かれる絵に大きな変化もない。自分の感性を信じるままに生きてきた、セツコさんのライフスタイルに迫るインタビューです!

第4回

 

ファンシーグッズに、雑誌イラストに大忙し!

「いちご新聞」は1号から連載継続中!

竹下通りでファンの方から声を掛けられたり……♥︎



イラストレーターとしてデビューしたものの、
大した仕事なんてもらえなかった、田村セツコさん。
それがある日、ピンチヒッターとして
「明日の朝までに」と頼まれた大きな仕事を受けて
華やかに雑誌の誌面を彩り、あちこちの出版社から依頼がやってくるように……!
その後のセツコさんは一気に
スターイラストレーターとしての階段を駆け上って……。



売れっ子になってからのセツコさん!原宿のアトリエで絵が可愛くなるようおまじないを掛けているところ!

イラストに描いた女の子とよく似ていますよね……!?


サイン会でのセツコさん。

ーー1960~70年代のセツコさんは、雑誌のさし絵だけでなく、お洒落提案ページや、表紙イラストも手掛けるようになっていましたね。大忙しの身だったと思いま す。

1970年、少女漫画雑誌『なかよし』5月号(講談社発行)。

セツコ そうですね。さらに文具メーカーなどで出す、グッズを手掛けるようにな ってからはほんとうに大変でした。

1960年代? セイカノートから出されたスケッチブック。


クツワから発売された定規セット「POP FLOWER」。


クツワの定規セット(チャーム付き)「POP FLOWER ANGEL SET」。


トンボのスティックのり「ピット」。

セツコ サンリオ(当時の名前は山梨シルクセンター)さんからはミニブックって いうシリーズやりませんかっていわれて、箱入りのミニブックを作りました。イラ ストに合わせてエッセイも自分で書いて……


1969年『ひとりぽっち』山梨シルクセンター(現サンリオ)発行。


『ひとりぽっち』より。

セツコ その後サンリオさんのたくさんのグッズのイラストを描きました。


サンリオから出した紙製バッグ。

セツコ サンリオさんの『いちご新聞』では創刊以来ずっと今でも連載を続けています。近いうちまとまって一冊の本になります。

ーーこちらが最初の『いちご新聞」と、最近のものですね!


貴重な1975年発行の『いちご新聞』カバー。


そしてこちらが、『いちご新聞』1号の、セツコさんの連載掲載ページ!

こちらが最近のもの。『いちご新聞』616号表紙。


こちらが『いちご新聞』616号のセツコさんの連載ページ。

ーー616回も!!すごく長く連載されているんですね……。

セツコ この連載をまとめて、この夏頃、一冊の本になる予定です!

ーー44年分が一冊に……!ぜひ読んでみたいですね。

セツコ ところで竹下通りを歩いていたら、可愛い女の子に声を掛けられて、「『いちご新聞』読んでます」って言われたこともありました。それで、彼女が身につけていた不思議な飾りを外して、「記念に」ってプレゼントしてくれたの。今 日、私がベストに付けている缶バッジの中に、そのひとつがあります!


ベストの缶バッジに注目!


ベストの近くに寄ってみました!ピンクの飾りがプレゼントされたもの。
どうやらアニメ「おジャ魔女どれみ」の魔法グッズのようです……♥

 

ーー1982年には『おちゃめなふたご』という書籍のカバーイラストと挿し絵も描いていますね。

1982年『おちゃめなふたご』(ポプラ社発行)。

セツコ 『おちゃめなふたご』は担当さんから「平凡な学園ものなんですよ。でも上司からセツコさんにイラストを頼んでくれって言われて……」って言われて。それで私は「じゃおもしろくしなきゃ」って思って描きました。

ーーその頑張りが利いて、今も続くベストセラーになったんですね!

セツコ 「平凡な」って言われたら頑張るしかないですから(笑)!


ーー次回は、セツコさんの現在の作品をお見せします!平面から立体へ……。
可愛さとアイデアがいっぱい詰まったセツコワールドに乞うご期待!



田村セツコ(たむら せつこ)
イラストレーター、エッセイスト。
1938年2月4日、東京生まれ、B型。高校卒業後、銀行の秘書として働きながらイラストレーターに。1960年代に雑誌「りぼん」「なかよし」のおしゃれ提案ページで活躍、70年代には多くの文具や雑貨の会社と契約、セツコグッズは大ブームになった。サンリオ「いちご新聞」では創刊の75年から現在までイラストエッセイを連載。80年代は『おちゃめなふたご』など名作シリーズの挿し絵を描き、今も続くロングセラーに。田村セツコオフィシャルブログでは、アリスみたいに奔放に毎日を好奇心いっぱいで飛び回るセツコさんの姿が見られます!https://ameblo.jp/setsuko-tamura/


ーーセツコさんの著書ーー


『田村セツコ HAPPYをつむぐイラストレーター』河出書房新社刊、内田静江編、1,600円


『孤独をたのしむ本 100のわたしの方法』興陽館刊、田村セツコ著、1,388円

ーーセツコさんの個展ーー



現在、とちぎ蔵の街美術館で田村セツコ展開催中です!8月4日(日)まで、セツコさんと縁がある栃木市のとちぎ蔵の街美術館で、初期の貴重な作品から最新作まで、セツコさんの長きにわたる幅広い活動を紹介しています! イラスト原画、油彩、コラージュ、グッズ類など、多彩な作品を通じて、ハッピーな気持ちになれる展覧会です。

 

会期/2019年4月27日(土)~8月4日(日)
開館時間/午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日/毎週月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)
観覧料/一般(高校生以上)500円(300円)、中学生以下は無料 
()内は20名以上の団体割引料金 
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者1名は無料 
主催/栃木市、栃木市教育委員会、とちぎ蔵の街美術館
後援/朝日新聞宇都宮総局、産経新聞社宇都宮支局、下野新聞社、東京新聞宇都宮支局、毎日新聞宇都宮支局、読売新聞宇都宮支局、株式会社エフエム栃木、栃木ケーブルテレビ、株式会社とちぎテレビ、株式会社栃木放送

問合せ先/とちぎ蔵の街美術館
〒328-0015 栃木県栃木市万町3番23号
TEL:0282-20-8228 FAX:0282-20-8227
E-mail: k-museum@city.tochigi.lg.jp

ホームページアドレス
https://www.city.tochigi.lg.jp/site/museum/

 

ーーセツコさんが講師をつとめる講座ーー
★「ようこそ!セツコの部屋へ」
毎月1回開催

東京・西武百貨店池袋本店・別館8・9階 池袋コミュニティ・カレッジ
☎︎03・5949・5486(代表)
https://cul.7cn.co.jp/programs/program_707164.html

 


協力★弥生美術館、とちぎ蔵の街美術館
取材・文★鈴木真理子
写真★三橋利江、鈴木真理子ほか


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