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渾身のライムで、観る者すべての魂をノックアウト！　新たなディーバが誕生する、映画「パティ・ケイク＄」！　

2018年4月27日更新

毎週金曜日は、最新のカルチャートピックスやトレンドニュースをお届け！　今日は、ラッパーとしての成功を夢見る主人公が、仲間たちとともに奮闘する姿を描いた映画『パティ・ケイク＄（パティ・ケイクス）』のご紹介です。

荒んだ家庭環境や場末のバーから生まれた“魂の叫び”＝リリックで、スターを目指す！！

　主人公パティは、憧れのラッパーのように有名になって地元を出て行く！という夢を持っている。しかし現実は、“ダンボ”と呼ばれる自身の見た目にコンプレックスを抱え、母と祖母とともに実家暮らし。呑んだくれの母から病気の祖母の面倒を押しつけられ、家族を経済的に支える責任までも負わされていた。パティが夢を諦めかけていたとき、たまたま参加したフリースタイルのラップバトルで相手をコテンパに打ち負かす。そこで自信をつけた彼女は、仲間とともにヒップホップグループを組む──。
　ラッパーとして成功を収めようとする主人公の陰に見え隠れするのは、家族への愛憎や貧困、差別、そしてスターになるという夢──。その背景が複雑に絡み合って生まれたのが彼女のリリック＝“魂の叫び”だ。そのリリックを仲間の作ったヒップホップサウンドにのせた楽曲、ラストの鳥肌もののステージパフォーマンスに圧倒されてしまう。

主人公パティを演じたダニエル・マクドナルド。本作のために東海岸に引っ越し、2年以上もニュージャージーの訛りやラップを猛特訓したそう

パティは憧れのラッパーのように自分のリリックで有名になり、今の生活、そしていつかは地元ニュージャージーを飛び出すことを夢見ている

若い頃はロック歌手を目指すが、パティを妊娠したことで夢を断念。今は呑んだくれているパティの母バーブ。パティとバーブの母娘愛憎劇も見もの

ラップバトルで自信をつけ、仲間とともにグループを結成。ヒップホップサウンドに乗せたリリックは、パティが感じてる日々のフラストレーション

パティのよき理解者で彼女の一番のファンでもあるジェリ役は、Youtuberのシッダルタ・ダナンジェイ。彼らのステージパフォーマンスは圧巻！

＜作品紹介＞
映画『パティ・ケイク＄』
4月27日（金）より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか
全国ロードショー！

【STORY】掃き溜めのような地元ニュージャージーで、元ロック歌手の呑んだくれの母と車椅子の祖母と3人暮らしのパティ。23歳の彼女は、憧れのラップの神様・O-Zのように名声を手に入れ、いつか地元を出ることを夢見ていた。金ナシ、職ナシに加え、その見た目から“ダンボ”と嘲笑されるパティにとって、ヒップホップ音楽は魂の叫びであり、観る者すべての感情を揺さぶる奇跡の秘密兵器だった。ある日、フリースタイルのラップバトルで因縁の相手を渾身のライムで打ち負かし、諦めかけていたスターになる！という夢に、再び挑戦する勇気を手に入れる。そこへ正式なオーディションに出場するチャンスが舞い込んでくる──。

監督・脚本・オリジナル音楽／ジェレミー・ジャスパー
出演／ダニエル・マクドナルド、ブリジット・エヴァレット、シッダルタ・ダナンジェイ、ママドゥ・アティエ、サー・ンガウジャ、ＭＣライト、キャシー・モリアーティ
原題／PATTI CAKE＄／2017年／アメリカ／109分
配給・宣伝／カルチャヴィル×GEM Partners
© 2017 Twentieth Century Fox

♪映画『パティ・ケイク＄』に関する詳細は、下記をご覧ください
「パティ・ケイク＄」公式サイト
http://www.patticakes.jp